国土交通省から認定を得ている自走式立体駐車場は、安全性に関する厳しい基準をクリアすることで得ることができるもの、認定駐車場は2018年度から認定表示板を表示する制度が設けられています。この認定表示板は、自走式立体駐車場を利用する人々などに見やすい位置に設置が行われており、その地域の災害時における避難場所になっているところもあるようです。また、認定駐車場は国から安全性が確認できたことを証明するものであり、利用する人々に対して安心感を与えるものといっても過言ではありません。自走式立体駐車場は、建築基準法により一定の基準で認定制度が設けてあるのですが、認定を受けると様々なメリットに繋げることができます。

耐火性能が優れている点をはじめ、耐防火性能や延焼防止性能などが整っている、消火設備の設置が適切に行われているなどの基準が設けてあるのが特徴です。これらの基準を満たしている場合には、色々な緩和措置を受けることができるようになります。さらに、様々な手間を省くことができるなどからも建築コストを引き下げる効果にも繋げることができます。立体駐車場は、屋上階を除けばすべてのフロアが屋根付きタイプですから、雨のときの買い物の際に荷物を積み込むときでも濡れずに済む、需要は大きいといえましょう。

さらに、国からの認定を貰っていることが目立つ場所に明記してあるので、認知度は徐々に向上して来るなどの予測もできるのではないでしょうか。